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  KOTARBOOK
   誰でもわかる初級ハンドドラムブック



紀元前3000年ころ…
チグリス川とユーフラテス川の間に起こったメソポタミア文明では
都市には記念碑的な神殿がそびえたち
言葉と音楽を用いて神々を崇拝していました
この時期に、シストルム(今でいうガラガラ類)や枠太鼓、タンバリンなどが
礼拝に使われていました…

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力強く響く低音、澄んだ高音、皮を擦る音…
タールはこのシンプルな形からは想像もできないほど
豊かな響きと様々な音色が奏でられます
それはまるでメロディ楽器のように、またオーケストラのように感じるほどです
そしてこの神秘的な音は自分の内面に深く深く入り込んでいきます…

そんな魅力あるタールの叩き方を、初歩から分かりやすくご説明したいと思います

TARIST Yachiyo      

■VOL.1 基本的な持ち方・構え方

見かけはまるでお盆のような太鼓…どうやって持つのでしょうか?

タールはジャンベやコンガのように上から叩き下ろすのではなく
奥から手前に叩き寄せます
ちょうど日本の鼓のような感じ…

以下に三種類の構え方をご説明いたします

1.立奏(片手)

太鼓の枠に左手の親指をかけます
くぼみや穴など、持つ場所がある場合はそこにかけても結構です

残りの指は縁に添えます
左手だけで持てるよう、太鼓の重心をとらえましょう

太鼓の裏側は響面といって音が響きます
響面が体の外側に向くように気をつけましょう
(体が音を吸収してしまうんです)

きちんと持てているのか不安になるかもしれませんが
徐々に良い形になじんでいきますので心配はいりません

また最初のうちは余計な力が入り、左手に痛みを感じることと思います…
力で持とうとせずに、ハンドドラムを「乗せる」「支える」という感覚でバランスをとってみましょう

2.立奏(両手)

右手親指を枠に添えます

左右の2点でを重心をとらえます


右手は親指を支点に手首を回転させながら叩きます

右手に制約を受けますが、左手の負担が軽くなりますので、両手を使った細かいリズムを刻むときや、22インチなどの支えるのに大変な太鼓には良いでしょう

3.座奏

今までの持ち方で上下回転し太鼓をぶら下げ、そのまま膝の上において叩きます

響面を体の外側に向けましょう


ダルブカと呼ばれる胴を持った太鼓の奏法と同じです

ただしダルブカと違い、胴を持たないハンドドラムは、フレーム(枠)が固定されてしまうために響きが悪くなってしまいます

ハンドドラムの魅力のひとつに、ステップ(踊り)を踏めることがあげられます
どっしりと構え、大地に向かって響かす(叩き下ろす)太鼓にくらべると、動きながら叩けるハンドドラムは、天に向かって響かせる(叩き上げる)イメージです
古代バビロニア神殿の礼拝では、巫女が踊りながら太鼓を叩いたといいます

3の座奏は太鼓も体も固定されてしまうので
TARISTとしてはぜひ1、2の奏法をおすすめします
ゆらゆらと踊りながら自由に叩けてほんと気持ちいいですよ…

*次ページでは「基本的な叩き方」をお送りいたします。 [次へ]

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